BLや百合の「エロス」が、肉体を刺激するたあ限らない

 
 「やっと我等の出番か」

 
 「百合はオナニーに使えるが、同時に使えない
  それは作品的に性的興奮を覚えるかではなく、オナニーする側が性的興奮を得られるかによる
  『少女幻想』と見るか、少女同士の性行為と見るか
  いや、しかし、そもそも、百合はエロスから外れているのかもしれない」

 
 「なぜだ?」

 
 「穴に棒を入れないからだ」

 
 「・・・双頭ディルドー」

 
 「いや、それは違うだろ・・・」

 
 「例えばカッコいい女の子がペニバンつけて淫語全快で可愛い女の子に突っ込んでて
  その女の子も淫語全快でヨガってたら、それはオカズにならないか」

 
 「それでは『少女幻想』がなくなってしまう」

 
 「百合は男からして男の入り込む要素がないからな、自分を女の子として置き換えるか
  さきほど、俺が言ったように女の子の痴態を見ているという興奮が得られなければ
  オカズにはならないかもしれない」

 
 「それなら逆にBLの方がオカズになりそうか?」

 
 「どうだろうな。作品自体が女性向けだからな」

 
 「好色少年のススメで抜けるというお兄ちゃんは多いと聞く」

 
 「あ、あれはBLに含むのか?」

 
 「分からん。だが、同性愛は扱っている」

 
 「あの作品は少年を、チンコのついてる少女と置き換えても読めてしまうからなぁ・・・」

 
 「そこは大きい。それの有無によってオカズになるかどうかが決まるのかもしれない」